【しみ、そばかす、ADM：後天性真皮メラノサイトーシス】
輪郭がはっきりした比較的色の濃いしみ(老人性色素斑)やそばかすに対して、メラニン色素に吸収の良い532mmの波長を用いてスポット照射を行います。
治療後は10日ほど貼付剤で保護した後かさぶたとなってしみもはがれ落ちます。

深在性色素疾患(ADM：後天性真皮メラノサイトーシス、外傷性刺青など)には1064mmの波長を用い治療を行います。
シミと同様で貼付剤による保護が5～7日間程度必要で、複数回の治療を要します。

【肝斑、そばかす、くすみ、色素沈着、開いた毛穴の改善(美白治療)】
肝斑は30～40歳代の女性に多く見られ、頬骨部を中心に左右対称性に淡い褐色斑として出現することが多いです。女性ホルモンのバランスの関与や擦るなどの摩擦、紫外線などが関与しているといわれています。
レーザー治療で悪化するといわれている肝斑に対し、レーザートーニングは1064mmの波長を用いて低出力で繰り返し照射することにより肝斑や炎症後色素沈着を徐々に改善させます。
痛みが少なく、レーザー照射後かさぶたになりません(ノーダウンタイム)ので治療直後からお化粧が可能です。
内服外用治療を併用するとより効果的です。
治療間隔は2週間おきに6回以上を推奨しております。

【ニキビ肌の改善、毛穴の開き・小じわの改善(美肌治療)】
ロングパルスモードの1064YAGレーザーを照射し、熱を真皮層に届け、真皮層にあるコラーゲンを活性化させ美肌へと導きます。
肌のキメを整え、肌を引き締め、毛穴開きの改善が期待できます。また過度な皮脂の分泌を抑えることで、ニキビの改善も期待できます。
痛みがなく、レーザー照射後かさぶたになりません(ノーダウンタイム)ので治療直後からお化粧が可能です。
治療間隔は、2週間おきに6回以上を推奨しております。

【2種類のレーザーコンビネーション治療(美肌＋美白治療)】
スペクトラピール(ニキビ肌の改善、毛穴の開き、小じわの改善)とルートロピール(肝斑・色素沈着・そばかす・くすみの治療)を続けて照射することで美肌治療と美白治療を同時にできエイジングケアを行うことができます。
毛穴の黒ずみ・引き締めの効果も期待できます。
レーザー照射後かさぶたになりません(ノーダウンタイム)ので治療直後からお化粧が可能です。
治療間隔は3～4週間おきに6回以上を推奨しております。

ジェントルマックスプロのロングパルスアレキサンドライトレーザー(波長 755mm)を使用します。
ロングパルスアレキサンドライトレーザーを顔全体に照射することにより肌表面のメラニン色素が破壊され、しみ、そばかす、くすみ、毛穴の黒ずみを改善させ、肌の透明感と滑らかさをもたらします。また皮脂抑制効果やニキビ菌の殺菌効果によりにきびにも効果的です。
マイルドな治療で部分的にかさぶたになる場合もありますが保護することなくお化粧も可能です。
1か月ごとに5～6回程度の治療をお奨めします。